男性がなるというイメージをお持ちの方もいる水虫ですが、実は女性の3人に1人は水虫の症状を持っています。
白癬菌(はくせんきん)というカビの一種である菌が原因で起こります。
足に限った話ではないのですが、水虫の9割は足の爪や皮膚に起こるのです。
その理由は靴を履いて過ごす足は通気性が悪く、菌が生きるのに絶好の環境になっているからです。

女性に水虫が多いのは女性のファッションに大きな原因があります。
ハイヒールやストッキングを履いている方の場合、ハイヒールで足の先が狭まりむれやすくなりますし、汗の吸収性が悪いストッキングも菌が繁殖しやすい環境です。
さらにブーツなどの靴になると、パンプス以上にむれやすく菌にとって生きやすい湿度が高い状態になってしまいます。

女性は症状を見慣れていなかったり、自分がなるとは思っていなかったりして気がつくのが遅くなってしまうことがあります。
水虫は放置してしまうと足の皮膚だけだった症状でも爪まで菌が入ってしまい「爪水虫」になってしまいます。
爪水虫になってしまうと市販薬では治りにくく、病院で治療しても半年から一年程度治療にかかってしまうこともあるためできるだけ早い段階で、抗真菌薬の使用が必要です。
初期であれば市販の薬でも十分治せる可能性もあります。
市販薬を使用する場合は2週間使用しても改善しないようであれば、皮膚科や内科の受診が必要です。
爪水虫になってしまうと爪が弱ってしまうため爪の変色を起こすグリーンネイルなど別の病気になってしまう危険性があるため早めの治療を心がけましょう。

また、水虫は一度なってしまうと再発しやすいため予防することが大切です。
足を清潔に乾燥した状態で保つために足を1日1回は洗い、靴下は吸水性の良い綿や麻が望ましいです。
また、水虫は感染するためスリッパを他人と共有しないことや、家族間でも感染を防ぐためにバスマットやタオルのこまめな洗濯やこまめな床掃除で感染を予防しましょう。

女性は水虫の他にグリーンネイルに注意

足のトラブルといってもいろいろありますが、女性の場合は水虫だけでなくグリーンネイルにも注意が必要です。
これは爪が緑に変色してしまうという症状であり、悪化するまで気付かないという人も多いといわれています。
放置しておくとどんどん治りにくくなってしまうため、できるだけ早く対処を行った方が良いでしょう。

グリーンネイルは緑膿菌というカビの一種が原因となっています。
この菌がつけ爪と自身の爪の隙間に入り込み、菌が繁殖することで爪が変色します。
しかし、中にはネイルアートをしていないのにグリーンネイルになってしまうという人もいます。

その原因は白癬菌によって発生する水虫です。
水虫になると爪や皮膚が傷ついてしまいますし、その隙間に緑膿菌が入り込んでしまうことがあります。
水虫というのは治療をしないと治らない病気です。
ネイルアートをしていないのにグリーンネイルになった場合は早めの治療が必要となります。

女性は仕事などで吸収性のないストッキングを履くことが多く、通気性の悪い靴を履くこともあるでしょう。
そのような状態で長く過ごしていると足に汗をかきやすくなり、足が蒸れやすい状態になります。
これは白癬菌の好む暖かくて湿気の多い環境となり、菌がどんどん増殖してしまいます。
そのため、足を清潔に保つことやしっかり乾燥させることにより、菌が住みにくい環境を整えることが大切になります。

ハイヒールやブーツなどは靴に隙間があまり無く、足がぴったりと靴に密着するので通気性が低いと言われています。
さらにストッキングを履いている場合、足がより蒸れやすい環境となります。
また、高いヒールだとつま先に圧力がかかりますし、血行が悪くなってしまう原因にもなります。
爪に入り込んだ白癬菌は増殖しやすくなるため、まずはつま先に余裕のある靴を選ぶようにしましょう。